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OJTと週休三日制
On-the-Job Training
実務経験をさせながら人を育成する方法ですが
余裕が無い現場でやるとまともに機能しませんね
教育期間中はもう一人教育する人が見てる必要があり
当然、教えてもらってる人は
通常の仕事量はこなせるわけもないので
その後に遅れを挽回する必要があります
教育者と教えてもらってる人の2重の挽回が必要で
シフト勤務でがっつり仕事を入れてしまってると
挽回どころではなくなり
教育者の目が届かなくなったり
教える人に熟練者並みの作業効率を強制するようになり
グダグダになります
国会()で週休三日制にする話が出ているようですが
不足分の雇用が必要になりますので
一見、景気が良くなりそうですが
会社側からすると給料のほかにも
福利厚生で支払っているお金ってものがあるわけで
実現するなら給料2割減でというわけにはいきませんね
今は労働者売り手市場になっていますので
人手不足による賃金上昇もかかってくることになります
給料一律2割カットだけじゃ済まないってことです
急に働ける人を増やせるわけもないので
育児を10年単位でおざなりにしてきたツケが
ここでも出てきます
定年引き上げはすでにやってるので
難民受け入れとかかなりの無茶をしない限り
無理でしょうね
一人あたりの賃金が20%以上カットされるということは
不景気になるのは火を見るよりも明らかです
(賃金なので実際の手取りはもっと減るはずです)
消費税が5%→8%になるだけで
あれだけ大騒ぎでしたからねぇ
まぁあれですね
反省だけなら猿でも出来る
言うだけならオウムでも出来る
というやつです